『雄』は雄物川の「雄」。雄物川は秋田県を縦断して流れる大河である。
源流は秋田県南部雄勝郡皆瀬村の栗駒山麓から北へ下り、幾多の支流と交わり、
日本海は秋田湾に注ぎ込む総延長130キロメートル余り。
そこには、みちのく秋田の人々の生活と民俗を今に伝える自然な流れの姿がある。
また「雄」は雄雄しいと男らしく、勇ましいの意味であると同時に、勇気と優しさに
あふれる意味も持ちたいと願ったものであります。
『仁』は仁井田の「仁」。ひと果実の核(芯)の意味と、情け、仁義。
人の行うべき道徳の意味を合わせもつ。世の中の核となりて、公平にそして公正に
心をほどこしたいと願ってもちいたものであります。
『会』はあつまり、合う、寄りあいの意味であり、「雄」と「仁」を合わせもつ、
人々のあつまりである、の意味であります。